柴垣に残る古文書


報告会の様子

 さる12月2日、柴垣会館で柴垣区有文書の資料整理報告会が行われました。
 柴垣区有文書は会館内で大切に保管されていたもので、昨年12月から1年間、若狭康子さん(元館長)・西部作さん(市博物館専門委員)・中越幸子さん(市文化財保護審議委員)の協力を得て、資料館で目録作成・電子図化作業を実施。その報告会となります。
 一連の作業により、柴垣区有文書には明治5年から昭和初期――土地と税制度の転換期である地租改正時期の、土地関係の文書が多く残されていることがわかりました。
 また、田畑の詳細調査を短期間で終了させていた野帳記録、石川県内でも早い時期に耕地整理を実施していた資料の新発見などからは、柴垣村が、人々が協力しあい、地域の課題を自分たちの力で成し遂げる「地域力の高い」地区であることが伺われます。
 これらの報告を受けた柴垣町の方々にとって、より身近な近世・近代の歴史に触れる機会となったのではないでしょうか。
 今後とも当館では様々な資料調査を続け、皆様へ還元していきたいと思います。