木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

木造十一面観音立像

種別:市指定文化財 彫刻
員数:1躯
年代:平安時代
所在地:寺家町
管理者:真言宗 正覚院
指定:平成19年11月26日

正覚院(しょうがくいん)本堂の須弥壇(しゅみだん)向かって右脇壇に安置される木造十一面観音立像は、能登三十三観音霊場の第十六番札所 一ノ宮南大門の本尊と言われる由緒ある像である。
像高83.5cm、一木(いちぼく)造り、彫眼、現状古色仕立(当初彩色か)。
内刳(うちぐり)もなく、古様な構造を示すその作風は、岩手県天台寺の十一面観音立像(国指定重要文化財)に通ずるものがあり、構造・造像技法とも共通性が指摘できる。従ってほぼ同時期の11世紀後半から12世紀前半にかけての制作と判断できる。今後、北陸と東北の交流を考察する上でも重要な仏像である。