能登上布(のとじょうふ)

能登上布

種別:県指定無形文化財
所在地:羽咋市下曽祢町、鹿島郡中能登町
管理者:能登上布保存会
指定:昭和35年5月27日

能登上布は丹念に柄(がら)を合わせて織りあげる高級な麻織物である。当地方で盛んに製織されるようになったのは正徳期(1711~16)以降で、藩の保護により典型的家内工業に成長。最盛期の明治~大正期には30万反も織り出した。
工程は7段階、14工程に分かれ、特に十文字絣(じゅうもんじかすり)の技法は他の繊維業界では至難とされている。
近年は化学繊維に押され、140軒を数えた製造業者(織元・おりもと)も現在は1軒に激減した。