四町の土方領境松跡地(しちょうのひじかたりょうさかいまつあとち)

四町の土方領境松跡地(昭和30年)
四町の土方領境松跡地(昭和30年)
四町の土方領境松跡地(平成30年)
四町の土方領境松跡地(平成30年)

種別:市指定史跡
面積:11㎡
年代:江戸時代
所在地:四町
管理者:四町町会
指定:平成30年3月22日

延宝3年(1675)1万石を領した土方雄次(ひじかたかつつぐ)と前田綱紀(まえだつなのり)によって、加賀藩領内に点在していた土方領を双方で所領境を確認するため、境界に松を植え、約1000か所以上にわたって境塚を築いた。
四町に残る境松は、「土方領羽咋郡四町村・大田村堺絵図」(石川県立図書館所蔵)の絵図に描かれた一樹で、四町村(土方領)と中川村、千代町村(加賀藩領)の境界に植えられた松である。
昭和38年「土方領境松」の名称で市指定文化財(史跡)となったが、昭和42年火災により境松を焼失。ふたたび植替えられた松も、昭和50年に枯死し、指定解除となった。 
しかし、その跡地は他に転用されることはなく、現在も四町共有地として地籍を有し管理され、地元の小字調査でも、「一本松」の呼称が共有されており、この地籍が土方領境松の位置を示すことを地名と地域の伝承が伝えている。
現在は、地元有志により新たに松が植樹され、跡地を伝える活動が行われている。